肌への浸透とは

肌 浸透
肌 浸透

化粧水や美容液をお肌に浸透させ・・・というフレーズを、よく耳にします。今回は、この「肌への浸透」という意味を少しじっくりと考えてみましょう。

 

肌の仕組み

まずは、肌の仕組みをおさらいします。

肌の断面図

肌の断面図

大きく見ると、肌は「表皮」と「真皮」から成り立ちます。

表皮は、外側(図の上側)から順に、「角質層(かくしつそう)」「顆粒層(かりゅうそう)」「有棘層(ゆうきょくそう)」「基底層(きていそう)」に分かれます。

なんか、遺跡が発掘される地層みたいですね。

 

この表皮全体で、厚さは約0.2ミリ。

それがさらに4つの層に分かれているのですから、すごいですね。

 

一番下の基底層(きていそう)では、細胞がたえず分裂を繰り返しています。

それがどんどんと積み重なり、上の3つの層を作っていると言ってよいでしょう。

 

ちなみに、図を見てみると、角質層以外には細胞の中に丸い点があるのに、角質層にはそれがないことに気付くと思います。

この丸い点は、細胞の核(かく)であり、生きている細胞にしかありません。

ということは、角質層の細胞は生きていないのです。

 

生きていない細胞がどんな役に立つの?と思うかもしれませんが、この死んだ細胞である角質層こそが、体内の水分を外に逃がしすぎないようにするとともに、私たちの体を外敵から守るバリアの役目を果たしているのです。

もし、このバリアが破られると、体内の水分が過剰に外に出て肌が異常に乾燥したり、体に害がある菌などが体内に侵入してアレルギーなどを引き起こしたりしかねません。

肌のバリアが破られると

肌のバリアが破られると

この角質層の厚さは、約0.02ミリ。とんでもない薄さで、私たちの体を守ってくれているんですね。

 

肌への浸透について

さて、本題の「肌への浸透」の話です。

一般的な化粧水などが浸透するのは、さきほど述べた「角質層」までです

 

えっ、そんなに表面だけなの?たった0.02ミリの層だけ?

こう思うのも無理はありませんが、実際そうなんです。

 

もっと奥まで浸透させたい!

こう思うかもしれません。

 

でも少し考えてみてください。

もし、もっと奥まで浸透させるとするならば、それは体のバリアを破っているということですよね。

それは、とても危険性をはらむものではないですか?

 

本当は、特殊なナノ技術などで、もっと奥まで浸透させることは可能です。

肌の内部へ浸透

肌の内部へ浸透

ただ、その場合、それ相応のケアが必要であることを忘れないでください。

 

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