ニキビの原因と仕組みを知っておく

ニキビの原因と仕組み
ニキビの原因と仕組み

訪れるお客様の中には、大人になってずいぶんと経つのに、いまだにニキビに悩まされているという方がけっこういらっしゃいます。

覚えなくてもよいのですが、ニキビには「尋常性ざ瘡」(じんじょうせい ざそう)という病名がついています。皮膚の病気ですね。

それでは、このニキビ、どういう原因でできるのでしょうか?

 

ニキビの原因 第1段階 皮脂の過剰分泌

皮膚の中には、皮脂腺といって、皮脂というアブラを分泌する場所があります。

上の図で黄色に色づいた雲のようなところですね。

この皮脂腺から分泌されたアブラ(皮脂)は、毛穴を通って外に出て、アブラの膜となって私たちの皮膚を覆い、水分の蒸散を防いで皮膚の潤いを保ちます。

とても大切な役割を果たすのが、皮脂なのです。

しかし、何らかの理由で皮脂腺の働きが乱れ、皮脂が過剰に分泌されることがあります。「変なスイッチが入っちゃったかんじ!?」ですね。

スイッチが入る理由には、ストレスや睡眠不足、生活習慣の乱れ、ホルモンバランスのくずれ、生理の関係など、さまざまなものがあります。

ここでは、「皮脂の過剰分泌」というキーワードを押さえましょう。

ニキビの原因 第2段階 毛穴づまり(角栓)

過剰に分泌された皮脂は、毛穴から排泄しきれなくなります。

そして、それが皮膚の角質と混ざり、毛穴をふさいでしまったりします。

いわば、毛穴に栓(せん)がされたような状態になってしまうのです。

これが「角栓(かくせん)」と呼ばれるものです。

最初は白ニキビと呼ばれる状態ですが、老廃物の行き場がなくなって悪い菌がはびこると、炎症が起こって、赤ニキビと呼ばれる状態になったりもします。

また、酸化やメラニン色素の関係で、黒ずんでくることもあります。これが黒ニキビで、ホクロやシミのように見えることもありますね。

症状が軽いうちは、ターンオーバーといって、定期的に細胞が入れ替わる肌本来の機能により治ることも多いです。

でも、変なスイッチが入っていると、ターンオーバーも乱れがち。

うまくターンオーバーができなくなり、症状が悪化していくことがあります。

ニキビの原因 第3段階 アクネ菌の異常増殖

アクネ菌自体、本来は私たちの肌を守る役目もしているのですが、何事も限度を超えるとよくありません。

皮脂は、アクネ菌の食べ物。

過剰な皮脂は、いわばアクネ菌の周りに大量の食べ物がある状態です。どんどん食べちゃった結果、アクネ菌が異常に増殖すると、炎症がさらに悪化することも。

黄色い膿(うみ)が作られ、黄ニキビと呼ばれる状態になったりします。

その膿(うみ)が周りに広がると・・・ニキビ跡は避けられないかもしれません。

ニキビケアの考え方

ニキビケアを考える際は、 ニキビができる仕組みを知って、 その仕組みの中の、何をどうしようとするのかを、しっかり自覚することが大切です。

たとえば、皮脂の分泌が過剰だからといって、皮脂を拭き取ったり、洗い流したりし過ぎると、肌の潤いが保てなくなって、逆に肌の状態が悪くなりニキビを悪化させることになりかねません。

また、過剰な皮脂分泌がそのままでは、けっきょく同じことの繰り返しになってしまいますね。

どんなものを使ってニキビケアするにせよ、仕組みを知って賢いケアに努めましょう。

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